冷たい空気、風になびく葉の音、差し込む陽が眩しくて、少し和らぐ緊張感。ここはあの場所。
10代はスプライト系糖分にハマリ(さっぱりした後味が体育会系)
20代・30代はお茶やCOFFEEでカフェインでDOPE。
現在、残るは白湯、鉄瓶に本気になりそう。
ごめん。
撮影:Mso_iPhone
漢方では番紅花(バンコウカ)、別名”女性の血液”(堕胎作用、子宮収縮作用、通経作用に注意が必要な成分が多い為)と言われています。めしべを乾燥させて、香辛料や生薬として使われています。1gのサフランを採るのに160個ほどの花(クロッカスの一種)が必要でとても貴重なのです。そして女性の血液と言われるようにめしべに有効成分クロシンが多く含まれています、(クロシンは大腸がん予防に効果的と言われています)
(iphoneで接写の為ややピンボケ、実寸は大きいほうで4~5cm)
左はアフガニスタン産、右は大分県産。
サフランの多くは輸入ですが、大分県竹田市に国産があります。そしてこのサフランがデカイ!しかもホールとしても原型が残ってる!(上部が大切なのです)しかも風味も良いのですね。価格帯ですが
アフガニスタン産は1g¥600、大分産1g¥1.000でした。
少し濡らしただけで黄色の色がとても濃く出ます、インド料理には欠かせないサフランですが高価な為ターメリックを代用している店が最近は多いようです。(味も香りも違うけど黄色だからOK?笑)またトルコではお湯に入れて「サフランティー」として飲まれているようです。試しに0.5gでティーにしてみましたがちょっと薄いような、しかしハーブティーはこんなのぐらいかな?とか美味しく頂きました。(味の好みは判れますが。。。)大量摂取は危険とお金がかかります、5g以上摂取すると重篤な副作用が出るそうです。致死量は12g~20gですので間違っても
サスペンスストーリーな道具などには使わないように。
(まー、なんでも大量摂取は毒ですよね)
最後にこのスーパーでよく見かける某社(社名出ているけど汗)サフランは0.4gで
¥500ぐらいですね。スペイン産と表記されていました。トップはかけているので完璧なホールではありませんでしたが身近にあるのは便利ですよね。
:::植物は生きているシリーズ:::
葛とワカメvs人類の話
(photo:MsoNkgw)
植物は偉大です、人間と同等、いや、それ以上の存在かもしれません。私たちは植物がいないと存在が危ぶまれる可能性があるのですが、植物は人間がいないと強い繁殖率で大地を覆っていきます。その例としてアメリカで緑地化を進めるために葛(日本製)を使ったプロジェクトがあったのですが、途中で制御不能(葛の大繁殖)になり逆にグリーンモンスターと言われる、植物vs人間の戦いになっています。
アメリカ南東部グリーンモンスターの様子:海外のBlog(画像が掲載されています)
葛の詳細:Wikipedia
葛はマメ科の植物でとても生命力(繁殖力)が強い、私たちが文明の力で築いてきた物でも飲み込んでいきます。日本では食べたり薬(葛根湯)にしたり様々な利用をしていますが、文化の違う国ではただの雑草です。
また、ほかにも身近なワカメが世界中で絶賛繁殖中だそうです。
ワカメが世界を侵略中:livedoor記事
ワカメを食べる習慣は日本と朝鮮半島ぐらいなんですね。
日本食が流行してきている昨今利用される文化が広がれば良いですね。
こういった、自然とどう向き合うのか、またどう守るのか、英知ある国々では「自然の物を取り過ぎるな」「収穫と搾取の違い」など提唱されています。人は動物・植物と自然(水や空気、大地を含む地球)との共存の方法を
永遠に模索していけないのでしょう。
葛きりが食べたくなってきた。。。
:::植物は生きているシリーズ:::
ドライハーブ:サフラン