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タグ: 刺激

童心的戯れな妄想

ちょっと前の話、実家に帰る途中、美味い奈良漬屋が東大寺近くにあるので立ち寄りついでにふらっと大仏殿の懐かしさに惹かれ中に向かった。ここはいつも凛とした空気が漂うアノ空間。

ハスのコスモロジー(下その1)@武澤 秀一
(大仏の構造や思想的アーキテクトは上記に良い解説があるので参照してください)

大仏様の台座には葉形の銅板が沢山あり、そこには千の宇宙が書かれていると聞いたことがあるが、観たことないなーと思い出して探索してみることにした。まるで西洋で言う予言的なことが書いてあれば興味深いと思惑は広がるが、どうにもこうにも台座には近寄れない。ガッチリと台座を隠すかのように木製の壁が立ちはだかる。大切な文化財だろうから保護するのは当然、すっかり目的を失い懐かしい香りを満喫し戻ることにした。

蓮と蝶は異次元世界の象徴ですね。

大仏のヘソ(穴)を横目に「こんなに小さかった?」かな〜と思いながら外に出たところで目に留まったのがこれ。


これはまさか!!!一瞬で千の宇宙を学べるマシーンなのか?!ハイテクなのに少し古さを感じるアルミボディと色数が少なそうなモニターがいい味をかもし出している。何かを見つけた喜びと、洗脳されるのかも知れない、不安が入り混じる気持ちを抑えつつ、周りの空気を乱さぬよう気をつけて、その場を後に実家に帰った。後からだがあれが本当は観光地によくあるメダル製造機だろう、しかし事実はどうでも良かったと感じたのだ。自分は子供の頃からこの辺りには頻繁に来ていたので、その頃のような妄想遊びが出来ただけで、心が洗われるような御利益があったように思えた。うーーむ、さすがの大仏様だ。

そうそう、奈良漬はやっぱり美味かった。

様々な刺激から

2D

今まで写真をメインにボチボチと更新していたBlogに文章も添えようと思い立ち書いています。そうなったのもいくつかの本とか写真とか音楽とかライフワークなど様々な場面で、刺激を受けた結果なのでしょう、たぶん。
今までも様々な刺激は受けていただろうけど、鈍感というか無い事にしていたかもしれません、今思うことは自己表現(表現)の難しさに慄いて避けていたこの課題にチャレンジ!始めていきたいと感じています。

ドクラマグラ 夢野久作(iBOOKs)
電子書籍やiBOOKsについても思うことがあるのですが、まずはこの本の刺激から

Amazon.co.jp: ドグラ・マグラ 電子書籍: 夢野 久作: 本.
まだ途中ですが本書は、脳髄の神秘、精神科学の在り方、狂人と文化など研究されているようでいて実際にはほとんど掘り下げられずにタブー視されている領域に斬り込んでいく研究者たちの知恵合戦です。ただ、最初なんだこれは?!(笑)と展開に翻弄されましたが、面白さを見つけれると少しずつですが理解出来るようになってきました。実はこの本の中にある刺激が沸騰する水のごとく、透明で無臭だけど沸々と湧き上がる熱を感じました。

”無薬の解放治療法”
本文中にあったこの表現!!この言葉(表現)は面白い!なんと素敵な表現なのかと、そうとしたら私も狂人なのか?とも疑問が湧いてきてクスクスと笑えてきましたが、しかし、まさにこの治療法を私は今受けているのかもしれない!と感じるのです。(自分は自分をマトモと思っていたから余計笑えたのかもしれません。)
自己を開放する、これこそ自分が今必要としている要素だ、この刺激を脳髄がそう判断したようなのです。

この記事を始め、今までWEBに晒していなかった自撮り(左斜め上の画像)もこれを気にドシドシと始めていこうと決意表明に近い、今回の記事&出来事でした。

止まない雨はない。